去年暮れからカマンチャの音が裏返るようになってきたので、弦クリーナーを買いました。それでも良くならないので、先生に相談して、フェルトを巻き直したり、位置を変えたり、駒をちゃんと皮に対して、垂直にしたり、、と色々してみました。しかし裏返り音は無くなりません。でも、駒を直したら、一弦と二弦音量はかなり大きくなりました。駒の底面が皮にしっかり密着していないと大きな音は出ないのだな、とわかり、とても勉強になりました。
裏返り音をなくすため、次に弓を新しくしました。去年、弓を作るべく馬毛を大量に購入して、自分で毛を張り替えました。その弓にギョームの松脂を塗りました。それから、弦を取り替えました。今まで使っていたものは、なんの楽器用のどこの会社の物はかはわかりません。長さは十分にあったのでイランのカマンチェ用なのかもしれません。バイオリン用弦では全く長さが足りないので、バイオリン用ではないと思います。
今回使った弦は
こちら→。カマンチャは4弦です。二胡と中胡の 弦を使いました。高音からドラゴン外弦、ドラゴン内弦、楽之洋の中胡内弦、敦煌型中胡内弦。
音色は悪くないですし、裏返り音は無くなりました。でも取り替えてから、ドラゴンではなくて、トマスティークにすればよかったかも。。。と少し後悔。高音2弦の音色が、低音の音色と違うのです。少し音が鋭すぎるかもしれません。でも音量はかなり大きくなりました。
気になることがあれば、諦めない!これはいつも心がけていることで、何かに挑戦すれば、必ず新しい発見と知識を得ることができます。今回も挑戦してよかったです。
でも、もう予備弦がないので、これから予備の弦にふさわしそうな中胡弦をネットで探します!